ウォーキングとスロージョグ。どっちが痩せる?
目次
秋のカラっとした乾いた空気が日本列島を覆ってきて、
凌ぎやすい季節に変わりつつある今日この頃。
マラソンなどの陸上競技だけでなく、あらゆるスポーツの基本とも言える「ジョギング」。
ジョギングがダイエットに良いことは周知のとおりですが、
スロージョグ(ゆっくりジョギング)は本当にダイエットに効果的なのか?
今更ながら考えてみたいと思います。
マラソンの場合はLSD(long slow distance)が有名なトレーニング方法です。
この記事はそのような本格的なトレーニングの話じゃなく、
ダイエット目的でウォーキングしてる人は、ゆっくりジョギングした方が効果的なんじゃないのかな?
という素朴な疑問から生まれました。
すでに似たような記事がたくさんありますが、
どなたかのお役に立てれば嬉しく思います。
スロージョグがダイエットに効果的なのは本当!?
スロージョギングはダイエットに効果的なのでしょうか?
ウォーキングとジョギングを消費カロリーで比較してる記事がないのかググったところ、
優良な記事がありました!
走るスピードを上げても消費カロリーは変わらない。
【実験】「歩く」と「走る」で消費カロリーは違うの?走る時間でも変わるの?
こちらの記事が大変参考になりました。ありがとうございます!
簡潔にこの記事の実験結果を書いてみます。(体重61kgの方が、ガーミンで計測された結果です。)
1kmを10分37秒で歩いてみた⇒消費カロリーは48kcal
1kmを9分00秒で歩いてみた⇒消費カロリーは45kcal
1kmを7分00秒で走ってみた⇒消費カロリーは68kcal
1kmを6分05秒で走ってみた⇒消費カロリーは69kcal
1kmを3分52秒で走ってみた⇒消費カロリーは66kcal
以上の実験結果により、
走る速度を変えても消費カロリーがほとんど変化してないことがわかります。
ゆっくり走るよりも歩く方が時間を要してるのに、消費カロリーが明らかに少なくなってしまうんですね。
疲れないスピードで走ったほうがお得!
歩くよりも、ゆっくりジョギングの方がダイエットに効果的なことが分かりました。
ゆっくりを意識しない「普通のジョギング」の場合、いつの間にかペースが速くなってたり、
スピードにムラが生じてリズムを崩し、
必ず疲れます。(私の経験上)
スロージョギングを意識することで、筋肉疲労を最小限に。
心肺機能への負担も低く抑えることで、血圧も低下。精神的にもリラックマ。
走った後にストレスや疲労感を残さないことが重要ですね。
スロージョギング後、自分自身が不機嫌になってたり、
イライラして家族との会話もぎこちなくなるようなときは、
心身ともに疲労してる証拠とも言えそうです。
脱水や栄養不足が原因とも考えられますが、
今後はスロージョギングのペースをさらに落とすか、
距離(時間)をもっと短くして、負担を減らすのが最善と考えます。
とにかく一定のリズムで超リラックスして走ろう!!(と自分に言い聞かせる)
疲労を溜めないことが、
ジョギングを続ける秘訣とも言えますからね!
ゆっくり走れば速くなる?
マラソンに関して言うと、
ランニング初心者の方がとりあえずフルマラソン完走のレベルまで走力を上げたいということなら、
「ゆっくり走れば速くなる」と思います。
体重は減るし、遅筋の増量?、たくさん走れば「長く走る技術」も身に着きますからね。
しかし、陸上競技ばりばり経験してた方や現役のアスリートにはあてはまらないような気もします。
市民ランナーでもサブスリーぐらい?の力を付けるには、
積極的にスピード練習をとりいれないと、
難しいのではないでしょうか。
スロージョギングは確かにダイエットに向いてます。
しかし中級者以上の方がレベルアップするなら、
やっぱりインターバルトレーニングやペース走が必要なようです。
まとめ
ウォーキングよりもスロージョギングの方が消費カロリーが大きく、
ダイエットに効果的である。
スロージョギングを勧めてるような記事になりましたが、
運動には人それぞれ好みもあります。
ウォーキングなら、ゆっくり街並みや自然を観察する余裕もできるし、
途中で誰かと立ち止まって会話もできるでしょう。
楽しく健康を維持していけたら、それで良いのかもしれませんよね(*´▽`*)
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