雑学

横須賀で異臭さわぎ。なぜ原因不明なの？

by 管理人あいか · 2020-06-05

６月４日夜、神奈川県の三浦半島の沿岸部で「ガスのようなにおいがする」「ゴムが焼けたような匂いがする」など

警察や消防に相次いで通報があったそうです。

いったい何なんでしょうか？

「ガスのようなにおい」原因が分からないらしい。

・通報される方の地域は三浦半島の東側沿岸地域を北上し、現在、本庁地区管内にお住まいの方からの通報が多い状況となっており、三浦市にお住まいの方からの通報はなくなりました
・消防局が調査を行っていますが今のところ、ガス漏れや事故などの報告はありません
— 横須賀市 (@yokosuka_city) June 4, 2020

海上保安部に確認をしたところ、22時50分現在、航行中船舶の火災や座礁事故などは発生しておらず、海上では異臭はしていないとのことです。

３．現在の状況について
— 横須賀市 (@yokosuka_city) June 4, 2020

ゴムやプラスチックが溶けたようなにおい、ガスのようなにおいという報告が多いね
— 金田よしとら (@yoshitoraKINDA) June 4, 2020

横須賀　異臭　臭い

今夜8時半くらいから、外が臭い。

シンナーなような？
ゴムを焦がしたような。

とにかく臭い。

TwitterやFacebook、横須賀のLINEなどでも沢山呟かれてる。

芦名、秋谷では匂ってないみたい。

なんなんだろう。 pic.twitter.com/0736GYSl2w
— ブロ雅農園のブロ雅 (@buromasa0423) June 4, 2020

ようやく、外の異臭は臭いがしなくなりました。閉め切っていた家の中は、頭がクラッとするくらい、あの臭いが充満しています。気持ち、喉も少し痛いです。
これから家中、十分に換気しないと寝れないです。しかし、あの異臭は何だったのでしょうか？
— iammasafumi (@iammasafumi) June 4, 2020

行政は本気で調べてるのだろうか？本当は分かってるんじゃないの～？

さまざまな推測を読んでると勉強になるよね！

「アメリカ軍のマスタードガス」というキーワードが出てきました！

マスタードガスって何？

ニンニク、接着剤、シンナー、ゴムが焼けたようなにおいって、ツーンと来る刺激臭ってことだよね。アメリカ軍のマスタードガスじゃないか？？？？
— 鹿角ハインド❄️ (@RPGuser) June 4, 2020

マスタードガス（Mustard gas）－Wikipedia

より一部引用してみました。

主にチオジグリコールを塩素化することによって製造される。また、二塩化硫黄とエチレンの反応によっても生成される。

純粋なマスタードガスは、常温で無色・無臭であり、粘着性の液体である。

不純物を含むマスタードガスは、マスタード（洋からし）、ニンニクもしくはホースラディッシュ（セイヨウワサビ）に似た臭気を持ち、これが名前の由来であるが（他にも、不純物を含んだマスタードガスは黄色や黄土色といった色がついているために、マスタードの名が付けられたという説もある、さらに皮膚につくと傷口にマスタードをすりこまれるぐらいの痛さという説もある）。

マスタードガスは遅効性であり、被害を受けても気づくのが遅れる。

化学的なことはさっぱり分かりませんが、

なるほど、不純物を含むマスタードガスはニンニクの匂いにも似てるんですね。

被害を受けても気づくの遅れるらしい(>_<)

１８５９年、最初に合成したのはドイツの「アルベルト・ニーマン」という化学者。

その後、ドイツの研究者ヴィクトル・マイヤーが農薬開発の過程で合成法を完成。

第一次世界大戦で大量に使用されましたが、

１９４３年にドイツ軍によってアメリカの船舶が空襲を受け、マスタードガスが大量放出。

ジョン・ハーヴェイ号事件なんかも起きてます。

バーリ空襲－Wikipedia

日本は農薬開発を得意としてるようなので、マスタードガスは簡単に作れそう！？

農薬開発では日本が最強‐“成功体験”を武器に