歩道で使えるようになった電動キックボード。日本でどんだけ普及するのかな?

福岡市で電動キックボードの試乗会のニュースがありました。

福岡市で電動キックボードの試乗会のニュース

どうやら福岡市も渋滞の緩和を目的に電動キックボードの普及(たぶんシェアサービスとしての)に動き出してるようです。

ちなみにアメリカでは一足先に大ブーム。

アメリカで「電動スケーター」大ブームの理由

ヨーロッパはパリやウィーンなどで大流行してるようです。

過去の日本における電動キックボード法的扱いと道路交通法改定後。

 

大変興味があるので、

日本における電動キックボードについて、法的な扱いを調べてみました。

 

電動キックボードには、一般的な原付(原動機付自転車)と同じような機能をもたせる必要があります。

具体的にはライトや方向指示器、ミラー、ナンバープレートなどですね。

これらを装備せずに電動キックボードを運転すると、

罰則を受けてしまうことも。

つまり、何も準備をせずに公道を走行すると道交法違反になってしまいます

 

ここまでは過去の話。

 

2023年7月1日に改正道路交通法が適用され、

条件を満たした電動キックボードは歩道も走行できるようになりました。

 

特定小型原付ってのが新しく区分されたんです。

 

ちょっと覚えにくいのですが、

歩道は制限速度6km/h

車道は制限速度20km/h

で走ることが可能。

 

ただし車両本体に緑色のランプが搭載(車道モード、歩道モードの切り替えができるもの)されているものに限るそうです。

 

 

 

それなら、原付バイクに乗ったほうがいいんじゃない?

 

っていうか自転車でよくね?

原付や自転車なら荷物も多少乗せることができるし、

一般的な電動キックボードよりもスピード出ると思う。

 

電動キックボードもヘルメットが必要なのは当然(改定後は努力義務になりましたが被るべき。)。

 

ちなみに福岡市は車の渋滞対策目的で規制緩和を求めていて、

ナンバーなし。

ヘルメットなし。

歩道もオッケー。

ただし、スピードがあまり出ないものに限る。

このあたりを条件に普及させたい狙いがあるような気がします。

違ってたらすみません。

 

でもこれって結構危険です。

というのは、個人所有の電動キックボードで暴走する人が必ず出てきます。

そして事故も起きるでしょう。

シェアの場合、いたるところに放置される可能性が高いです。

というかママチャリより遅いなら乗らん(笑)

 

日本の道路は窮屈。

自転車専用道を設けてる一部の道路を除いて、多くの道路は自動車の為にあるイメージ。

自転車や原付、電動キックボードに優しくないです。

というか邪魔物扱いされてるような(;^ω^)

自転車は邪魔な存在?ロードバイクがドライバーに目の敵にされる理由

 

そんな中、電動キックボードのシェアサービスは普及するのでしょうか?

 

そういえば、自転車のシェアサービスはとっくに福岡市内でも実施されてますよね。

福岡で開始したメルチャリ徹底解説~ポートの場所や使い方について

これって利用してる人あまり見かけないような気がしますが、実際のところどうなんでしょう?

少し古い記事ですが☟

自転車シェアリング、都内での利用率は5.1%

たったの5.1%?

都内は鉄道路線網が凄い上に、地味に坂が多いからでしょうか?

めちゃ低い利用率だったんですね・・・。

 

しかし、福岡でもそんなに利用されてないのでは?

 

あと、こんな記事も。

シェア自転車の乗り捨て増加 福岡市、マナー向上呼び掛け

 

いろいろと問題が発生してるようです。

電動キックボードのナンバー取得方法は?

こちらの記事に詳しく書かれてます。

電動キックボードのナンバー取得の流れを見てみよう !

原付と同じなので、自賠責保険にも加入する必要があります。

まとめ

電動キックボードは、日本の道路事情には合ってないような気がしますが、

確かに面白そうな乗り物です。

普及させる前に、道路をなんとかしてほしいですね!

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