筑前山家駅付近に置いてある「路面電車と西鉄バス」どのくらい痛んでる?

朽ちた路面電車と西鉄バスが置いてあることを知ったので、筑前山家駅へ行ってみました!

筑前山家駅は無人駅!1日たったの8往復!?

 

筑前山家駅の1日あたりの乗車人員は25人(2016年)。

2020年のデータがないのですが、この付近は山が近くて田んぼも多い。

わりと新しい住宅は建ってるものの、おそらくマイカー利用者が多いと思われる。

鉄道の利用者はいかにも少なそうで、

筑前山家駅を利用する人は一日あたり20~30人程度なのではないでしょうか。

時刻表を確認すると、1日あたり8~9本しか運行されてないことが分かります。

筑前山家 時刻表

 

そもそも桂川~原田とかマニアックすぎるし。

 

筑豊本線-Wikipediaによりますと、

1950年から1985年にかけて本州 – 九州間を直通する以下の特急・急行列車が折尾 – 原田間を経由していたが、1985年に寝台特急「あかつき」の筑豊本線経由がなくなったのを最後に消滅している。

  • 急行「阿蘇」(1950-1961年)
  • 急行「天草」(1961-1975年)
  • 特急「みどり」(1965-1967年)
  • 特急「いそかぜ」(1967-1968年)
  • 特急「かもめ」(1968-1975年)
  • 寝台特急「明星」(1975-1978年)
  • 寝台特急「あかつき」(1978-1985年)

 

昔は筑前山家駅にも寝台列車が通過してたとは意外でした。

急行「阿蘇」の時刻表が掲載されてるブログを発見しましたよ!

東京発着時代の急行「阿蘇」の時刻 : Rail・Artブログ

「直方発(原田経由)香椎行き」なんて普通列車もあったんですね。面白い!

大変貴重な記事ありがとうございます(^^)/

昔は蒸気機関車も走っていた

 

筑豊本線を走る蒸気機関車のツイッター画像もありました。

貴重な画像ありがとうございます!

昔は石炭輸送が盛んで、筑豊本線には炭鉱などに通じる数多く貨物支線がありましたが、炭鉱の閉山とともにすべて廃止。

昔の方が線路がたくさんあって楽しかっただろうな~。

 

朽ちた西鉄バスと路面電車がエモい

 

筑前山家駅のすぐ近くに、

めっちゃ痛んだ西鉄バスと路面電車(507と書かれてます)が並べて置いてあります。

まさに放置状態です。ちなみにここはJR九州の敷地なんだとか。

誰も使わないとどんどん朽ちていきますね。でも昭和を感じさせてくれる~(*´▽`*)

路面電車の上部にある「507」の文字が印象に残ります。

この電車は1948年(昭和23年)に製造されたのだとか。

戦後の復興や高度経済成長の時代に大活躍したといえるでしょう。

昭和40年代にドアや窓枠の金属化など更新工事されて、

自動ドア化と放送装置も備えられてワンマン化されたそうです。

そういえば塗装もそこまで古くない感じ。っていうか塗膜が厚そう。

ここに置かれた後に上塗りされたかも!?

 

鉄道マニアか売買目的の人が銘板などのパーツを持ち帰ったっぽい。

車内はご覧のありさまです。座席もなくなってます。竣工時の諸元によると、定員80名だったらしい。

👆なぜか少し白っぽい画像になってます。エクトプラズム?

👇反対側からも撮ってみました。特になんちゃないけど天気は快晴。

ついでに足回りも見てみよう👇素人なので何が何だか分かりませんが。

👇輪軸はなぜこんなに白っぽくなったのでしょうか?アルミや亜鉛が錆びると白くなるらしいけど。

亜鉛メッキしてたのかな?ボルト類はしっかり締まってそうに見えます。

👇西鉄バスもいい味出してますが、なんか気持ち悪くてこれ以上近寄れませんでした。

チキンです( ;∀;)

まとめ

筑前山家駅の近くに置かれた「路面電車と西鉄バス」は放置状態。

かなり朽ちてました(´・ω・)

でもそれがいい味だしてます!

気になる方は足を運んでみてはいかがでしょう。

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