ボトルゲージを止めるネジが外れない!台座が一緒に回っちゃう!!
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距離を走ってるロードバイク乗りなら一度は経験したことがあるかもしれません。
ボトルゲージを固定する六角ねじが外れない!
というトラブル。
上手くやれば(運が良ければ)ボルトのみをはずして、事なきを得ることも可能なようです。
しかし今回の場合、いろいろ試したけど無理っぽい。
途方にくれて1年ぐらい放置しておりました。
六角ボルトを緩めようとしても一緒に台座が回る
今回外せなくなったのは、台座が一緒に回ってしまうパターン。
おそらく何百回何千回回しても六角ボルトが外れることはないでしょう。
ガッチガチにボルトと台座が固着してしまってるようです。
ちなみに台座というのはブラインドナットとかエビナットとか、リベットナットという名称なんですね!?
ボルトが外れなくなってしまった原因は二つあると思うんです。
×「少し硬いな」と思いながらも無理に締めこんでしまっていた。
×ボルトにグリスを塗ってなかった。
このような失敗を繰り返さない為にも、
ボトルゲージを取り付ける時にはボルトにグリスを塗っておく。(たまにははずして塗りなおす!)
締め付けは「ガタガタならない程度」で。
グリスはこれ一本あればオッケー!そんなに大量に使うものではないので相当もちます👇
ボルトと台座を削ってみた!その方法とは?
ボルトカッターのような便利な工具を持ってなかったので、
充電式の電動ドリルを使ってボルトの頭をけずりました。
電動ドリルの使い方に慣れてなかったので、下の画像の状態にするまでめっちゃ大変でした((+_+))
次はボルト本体を削っていきます。
ダイソーに良さげな砥石が置いてあったので購入してみました👇
軸付砥石という製品。
「円筒型」を電動ドリルにセット!
軸付砥石で作業が捗る!!わりと楽に削れましたよ(^^♪
ボルトの頭を削る時もこれの方が良かったかも(笑)
とれたー(というかフレームの中に落ちました。)👇
マスキングを強化したつもりでしたが、穴の周辺に傷が(*´Д`)
フレームの中に入り込んでしまったが
ボルトが固着したブラインドナットがフレームの中に入り込んでしまいました。
どうしよう(*´Д`)
このまま放置するのはちょっと・・・。フレームを揺さぶってみるとカラカラ音がします。(そりゃそうだ)
穴の直径を測ってみると、7mmぐらい。
一度かしめられたM5のブラインドナットがその穴から出てくるはずありませんね。
フォークを外すかBBを外すことでブラインドナットを取り出すことができるらしいのですが、
超めんどくさそう(´・ω・)
それに穴周辺に傷が入ってしまったので、できればそれを隠したい。
というわけで、穴の直径をM6のブラインドナットの下穴径Φ9.1mmまで大きくすることにします。
「見た目は悪くなるけど、これも経験だよね!」と自分に言い聞かせる。
ちなみにM6のナットに合う六角レンチは5mmなんですね。こういうところも地味に勉強になります。
穴の直径をΦ9~10mmぐらいまで大きくしてフレームを逆さにして揺さぶってると、
ボロっと落ちてきました。(穴開けすぎたかも・・・)
取り出せたM5のブラインドナットの画像がこちら👇
フレームの中から取り出したM5のブラインドナットは、アルミ製なんでしょうか?
とても軽量です。
M6の「ちょっとナッター」を購入!
ブラインドナットをかしめる工具といえばナッター。
しかし2度と使う機会が無いかもしれない工具に3000円以上出費するのはもったいない。
節約するなら「ちょっとナッター」がオススメ!
これで簡単にブラインドナット(エビローレットナット)を取り付けることができます。
ボルトはステンレス製を購入👇錆に強くて丈夫そうだけどM6だからか、重く感じます。
というかブラインドナットはスティール製なんだけど、この組み合わせで良かったのだろうか?
ちょっとナッターの使い方は超簡単!!こちらはM6👇
穴を広げずに済んだ方はM5のちょっとナッター👇
ちょっとナッターを使用する時に17mmのメガネレンチが必要とのことだったのですが、
ダイソーにこんなんありました👇
六角レンチも100均なんですが、柄の長いものの方が楽にかしめることができると思います👇
ちょっとナッターに含まれている黒いボルトにグリスを塗っておかなければいけません。
ブラインドナットがしっかり固定されたのを確認して完了!
フレームが汚れてるけど、そのうちコンパウンドするつもりだからいいのです。
新たな問題が発覚!
安心したのもつかの間、別の問題が発覚。
ボトルゲージの穴にM6のボルトが入らない(*´Д`)
もともと持っていた小さな砥石を電動ドリルにセット。
穴を広げることができ、無事にM6ボルトがはいるようになりました👇
取り付け完了👇
(ボルトにしっかりグリスを塗りました)
こうやってみると、無駄に丈夫そうなステンレスのボルトがアンバランス感を演出。
まぁ目立つところじゃないからいっか(;^ω^)
まとめ
ボトルゲージを固定するボルトは、たまにははずしてグリスを塗ることと、
締め付けすぎないことが大事なんですね!
今回はアルミフレームなので荒っぽく解決することができましたが、
さすがにカーボンフレームだと怖くてできなかったと思います。
経済的に余裕のある方は、腕のいい自転車整備士さんに任せた方がいいかも!?