プリンセス駅伝とクイーンズ駅伝。何が違うの?
福岡県宗像市で実業団の駅伝があってました。
「プリンセス駅伝」という美しい響き。それって何なの~?
気になったので、「クイーンズ駅伝」と合わせて記事にしてみました。
令和元年「プリンセス駅伝」の優勝は積水化学!
10月20日(日)に行われた「プリンセス駅伝in宗像・福津」。
この大会は、
第39回全日本実業団対抗女子駅伝(11月24日、宮城県)の予選会(第5回)なんだそうです。
全28チームが出場。
この中から上位14チームが全日本実業団対抗女子駅伝に出場できるとのこと。
優勝したのは積水化学。
その中で印象的だったのは、アンカー(6区6.695km)の森智香子選手。
タスキをもらってからゴールまで、ずっと余裕の笑顔でした。
彼女は1500mも速いし、2017年の日本選手権3000mSCで優勝経験があるだけに、
駅伝の6.695kmは心肺機能的にずいぶん楽に感じたのかもしれませんね。
実際にレース前のコメントで、
「アンカーとしてしっかりまとめて、3番以内に入りたい。競ったら絶対に負けない。スピードには自信がある。」
と言ってましたから有言実行。さすがです。
2位の九電工の選手は大きく離されたまま、影も踏めませんでした。
クイーンズ駅伝とは?
クイーンズ駅伝で上位8位以内に入ればシード権を獲得できるそうです。
翌年のプリンセス駅伝(予選)に出場する必要がないってことですね。(というか出れない?)
ちなみに、2018年のクイーンズ駅伝の結果☟
順位 | チーム名 | 記録 |
---|---|---|
1 | パナソニック | 02:15:22 |
2 | 天満屋 | 02:16:19 |
3 | ダイハツ | 02:16:32 |
4 | ヤマダ電機 | 02:16:35 |
5 | ワコール | 02:16:52 |
6 | 豊田自動織機 | 02:16:53 |
7 | JP日本郵政グループ | 02:16:53 |
8 | デンソー | 02:16:57 |
9 | 資生堂 | 02:19:06 |
10 | 積水化学 | 02:19:18 |
11 | ユニバーサルエンターテインメント | 02:19:21 |
12 | 第一生命グループ | 02:19:22 |
13 | 京セラ | 02:20:21 |
14 | ルートインホテルズ | 02:20:41 |
15 | スターツ | 02:20:58 |
16 | エディオン | 02:21:04 |
17 | 肥後銀行 | 02:21:37 |
18 | シスメックス | 02:21:39 |
19 | ホクレン | 02:21:53 |
20 | 大塚製薬 | 02:22:43 |
21 | 鹿児島銀行 | 02:23:04 |
1位パナソニック~8位デンソーまでがシード権獲得してます。
九電工も出場していたのですが、途中で棄権。
今回(2019年)のプリンセス駅伝を優勝した積水化学でも、
昨年のクイーンズ駅伝は10位だったんですね。
1位のパナソニックとは4分近く離されてます。
2017年の上位8チームも調べてみましたが、
2018年は資生堂が9位でシード権を失い、代わりにワコールが5位でシード権を獲得。
それ以外は同じチームがシード権を獲得してることが分かりました。
まとめ
プリンセス駅伝(予選)に出場したチームが、
翌年のクイーンズ駅伝で上位に入るのはなかなか大変なことなんですね(;^ω^)
積水化学や九電工が全日本大会(11月24日宮城県で開催)で上位にこれるのか!?
本当に楽しみになりました(*´▽`*)