国鉄室木線跡どうなってる?当時の風景を想像させてくれる工場とは?
かつて「室木線」という国鉄の路線があったことを最近知りました。
室木線は、「遠賀川駅」から鞍手町にある「室木駅」(高速道路の高架から約200m南側)までを結んでいました。
そんなマニアックな路線があったことに感動!
こういった興味深い情報を得られたのも下の本のおかげです!
若干文字が小さめですが、全国の鉄道路線(廃線含む)を確認できるので、毎晩ニヤニヤしながら眺めております!
石炭から新幹線の資材運搬に。
もともと室木線は石炭を運搬するための路線。全盛期はさそ賑わっていたでしょう。
炭坑閉山が相次いでからは、沿線人口も減少。
しかし、山陽新幹線建設時の資材運搬に大きく貢献していたそうです。
どういうことかといいますと、室木駅から新幹線の室木トンネル工事現場まで延伸して資材を運んでいたんですね。
地図を見ても分かる通り、室木駅は新幹線のすぐそばだったのです。
清新産業総合肥料工場は当時の面影が!?
下の画像の右の道路付近が古月駅跡。画像正面が清新産業鞍手工場で、かつて室木線に繋がる資材運搬の引き込み線があったそうです。
線路とかは見当たりませんが、年季の入った工場には当時の味わいが感じられます。
👇地面が砂利っぽくて平坦なので、なんとなく線路があったような気がしてくる。
👇よく見ると境界柱みたいなものがありました。国鉄と畑の境界?
👇だいたいこのあたりが古月駅跡かな。
👇清新産業鞍手工場は農材事業を行ってるとのこと。肥料を作ってるので、植物生い茂り方も凄い(笑)
👇県道55号遠賀宮田線。ここに線路があったと思うと感慨深いですね!
まとめ
MHフーズを見かけたときは、「ここらへんに室木駅があったんだ!」
古月駅を想像したければ清新産業鞍手工場を眺めるのも良さそうです。
室木線は1985年4月1に廃線となりましたが、そのルートの多くは県道55号(宮田遠賀線)に変わってると思われます。
個人的には縁もゆかりもない土地&道路ですが、乗ってみたかったなぁ。