便器を1人で替えるのは難しくない!?注意点をまとめてみた
目次
ウォシュレットは壊れたものの、詰まりとか水漏れもなく安定して使っていたTOTOのトイレ。
しかし、さすがに古くなって臭いもどこかしら上がってきてる気がする。
そんなわけで便器をDIYで替えてみました。
正確には「便器とタンク」の買い替えです。
後述しますが便座は既存の物を流用。
ここでは実際に1人で便器を替えてみて気が付いたことや注意点を書いておきます!
ちなみに便器の取替方法などはYouTubeなどで多くの動画がアップロードされてますが、
製品に付属の施工説明書を読むのが確実です。
現状は各家庭に置いて様々なので、動画はイメージを掴むぐらいにとどめた方がいいかなと思います。
新しい便器を選ぶときの注意点
数々の動画やブログで確認したところ、「組み合わせ便器」がオススメなようです。
「タンクレストイレ」はタンクが無い為、見た目すっきりですが、
どうやら詰まりのリスクがあるようです。
確かに水圧に一抹の不安がありますよね!(排水管が太い新しい家なら大丈夫かもしれないけど)
「一体型トイレ」はどこか一部分が壊れたら一式買いなおさないといけなくなるパターンが潜んでるようです。
それと造りが若干安っぽくなる印象。
そんなわけで安定と安心を求めるなら、
「組み合わせ便器」一択。
だと思います。おそらくプロの方もそういう意見が多いと思います。
私はピュアレストORという組み合わせ便器を購入しました。
それと重要なのが、
「排水芯の位置」の確認。
排水芯の位置が後壁面から305~540mmの場合、
リモデルタイプの便器を買う必要があります。
拙宅の場合、
便器の後壁面から排水芯までの距離がちょうど540mmだったので、
もちろんリモデルタイプを選びました。
リモデルタイプには横引管がセットになって入ってますが、
排水芯が540mmの場合、横引管を切らずに使用できます。
これがもし後壁面から排水芯までの距離が200mmであれば標準タイプを選んでよいので、
コスト的にもお得になります。
止水栓の取り外しに注意!
タンクに繋がる止水栓なんですが、いままで使用していた止水栓は基本的に使わずに、
組み合わせ便器に付属の新しい止水栓を使わなければなりません。
よって止水栓を替えるということは、
水道の元栓を閉めたりシールテープを巻いたりする作業が必要になってきます。
ここでめっちゃ気を付けないといけないことが、
古い止水栓を外す時。
固着して緩まない時に無理は禁物。
めいっぱいの力で無理やり回そうとすると、壁の中の水道管が外れて大惨事になるみたいですよ。
こうなったらDIYどころではないかもしれませんね。業者を呼ぶしかないでしょう。
マンションだったら下の階にまで被害が及びそうです。
私の場合もめちゃ固着してたのですが、
ラスペネを吹きかけて15分ほど待っていたら、
モンキーレンチで嘘のように簡単に回りました。
古い便器の跡が残らないか注意!クッションフロアの張替も検討
仮に便器は無事に取替できたとしても、
床に以前備えていた便器の跡がくっきり残っていたらショックですよね。
私の場合TOTOからTOTOの便器に取り替えだったからでしょうか、
新しい便器の形状と古い便器の跡がぴったり合いました。
幸いなことに、クッションフロアを張り替える必要がなかったです。
排水管に工具を落とさないように注意!
おそるおそる便器を持ち上げて外すことに成功すると、
画像でお見せできないような状態の排水管がお目見えします。
なかなかの臭さなので、そのままだと作業が苦痛になります。
よって排水管に蓋をした方が良いです。
私はトイレットペーパーを使って排水管に詰め物をしました。
そもそもトイレットペーパーは水に溶けるから詰まる心配がほとんどない。
もし蓋をしなかったら臭いが上がってくるし、モンキーレンチやドライバーなどの工具類を落とすかも。
スマホでも落とせば大変なことになりますよ!
簡易的な蓋をすることで、臭いだけでなく工具類の落下を防ぐことができるのです。
古い便器の処分方法の注意点
じつは便器は粗大ごみとして家庭から捨てることができます。
もちろんハンマーなどで破壊して燃えるゴミとして処分することも可能です。
でも陶器の破片が飛んだりして危険ですし手間もかかりますよね。
当然ですが、便器を粗大ごみとして出す時は有料です。
粗大ごみの出し方は、コンビニで粗大ごみ処理券を買って指定された日に貼り付けて家の前に出しました。
自治体によってゴミの出し方は違うかもしれません。
今回の場合、便器500円、タンク300円で済みました。
参考になれば幸いです。
注)便器やタンクの重量によって料金は異なります。各自治体に問い合わせるかHPなどをご確認ください。
まとめ
便器を選ぶときは排水芯の位置によってリモデル対応便器を選ぶ必要がある。
一体型トイレは壊れたときに全取替になるので注意。⇒組み合わせ便器がオススメ!
タンクレストイレは見た目は良い。しかし詰まりやすくなる可能性がある。
場合によってはトイレのクッションフロアの張替もしたほうがいい。(便器の跡に注意!)
便器を外したときに排水に工具などを落とさないよう注意する。(トイレットペーパーを詰めておくと安心)
最後に、便器やタンクの処分は粗大ごみとして出せる。