鉄道マニアが素通り!?「大隈駅跡」には、いったいどのような廃線跡が残されているのか?
目次
かつて存在した「上山田線」。あちこちに遺構残る!
筑豊といえば、昔は炭鉱の町。
石炭の需要がなくなってくると、筑豊エリアの多くの町は衰退の一途をたどりました。
かつて飯塚駅から豊前川崎駅までを
臼井、熊ヶ畑などを経由して結んでいた「上山田線」。
上山田線は営業係数ワーストランキングの常連だったそうです。
ルートを確認してみると、
豊前川崎駅から南に大きく遠回りして飯塚駅へ向かうことになります。
これは確かに利用者少なそう。
その路線の中にあった「大隈駅」。
どのような歴史があるのでしょう?
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大隈駅-Wikipediaより引用。
国鉄からJRに移り、
1年と5か月で廃駅になっちゃいました(´;ω;`)ウゥゥ
大隈駅跡は公園に!そこにはあるものは?
大隈駅は立派な木造の駅舎があったとのことですが、
もちろん残ってません。
印象的なのは、福岡市の公園でもよく見かけるカバ(青)。
こんなところにもあるんだね(笑)
ブランコ、鉄棒、滑り台、奥にはグランドもあります。
東屋があるので休憩も可能。
シンプル&スタンダードな公園です。
公園の中から県道側をみると、
ホームと駅名標がありました!
ここに駅があったことが分かるので、
なんだか嬉しい(*´▽`*)
ここで使われていたレールなんでしょうか?
いや、別のところからもってきたようなオーラ漂う・・・。
駅名標をよ~く見てください。
薄っすらと文字の跡があるのが分かりますか?
駅名標の左下に「ちくぜんはぶ」と書いてあるのが最も分かりやすいかも。
どうやらこれは筑前植木駅にあった駅名標のようです。
国鉄時代
筑前垣生-筑前植木-直方
現在
筑前埴生-鞍手(1987年開業)-筑前植木-新入(1989年開業)-直方
つまり、
筑前植木駅の隣に新駅ができたので、
そこで昔使っていた駅名標が必要なくなったんですね~。
もともと大隈駅にあった駅名標はどこへ?
トロッコフェスタは毎年10月と4月に開催!?
例年10月に嘉麻市熊ヶ畑(くまがはた)でトロッコフェスタが開催されてます。
毎年福岡のニュースにも取り上げられていて、
めっちゃ人気のお祭りです。
トロッコ×かかしの相乗効果ですかね(^^)/
10月だけでなく4月にも開催されてるっぽいので、
詳しくは嘉麻市の公式HPをご覧ください。
トロッコ列車駅「熊ヶ畑駅」#トロッコフェスタ#熊ヶ畑#嘉麻市 pic.twitter.com/S0bjGCyxef
— Kenichi (@Kenichi_Party) 2017年4月25日
トロッコフェスタお祭り会場#トロッコフェスタ#嘉麻市#熊ヶ畑 pic.twitter.com/3vBzQ43N1z
— Kenichi (@Kenichi_Party) 2017年4月25日
畑、めっちゃにぎわってます( ´ ▽ ` )ノ
— Brian🔆👕ものづくりする人 (@skinnybrian_tw) 2016年10月16日
おわかりですか?
これ、みーんな、カカシ。
かかしだった・・・。 #福岡県 #嘉麻市 #かかしまつり #10月23日 #トロッコフェスタ pic.twitter.com/jKhTH6jpJ0
右の斜面で座ってる人が最も本物っぽく見える。
まとめ
大隈駅跡の公園に設置されてる駅名標は筑前植木駅のものでした。
当時のホームが残っていて嬉しい♪
マニアックな廃線めぐりを楽しみたい方は、
「遺構へ行こう」という素晴らしいブログを見つけましたので、
そちらの方で楽しんでくださいね♪